2013/09/25
「広告セミナー」を開催しました
9月25日、くまもと森都心プラザにて熊本広告協会と、熊本広告業協会の共催による「第21回 広告セミナー」が開催されました。
広告文化の向上や人材育成を目的に毎年開いております。
会員や県内の大学生など264人の方にご参加いただけました。


講師は、電通 電通総研 研究主席兼メディアイノベーション研究部長 奥 律哉 氏
電通九州 クリエーティブディレクション局局長・エグゼクティブクリエーティブディレクター、兼コピーライター、CMプランナー、CM演出家 植原 政信 氏
のお二人にメディアと世代間の考察やメディアを使ったコミュニケーションの変遍、九州の広告事情について講演していただきました。
参加者の感想 ※五十音順
清田 軍 熊本エージェンシー

広告とは、経済活動であり、得をするものだという言葉に感銘を受けました。自分がこの業界に携わっている事を誇りに思い、日々の業務に取り組みたいと思います。また、今回のようなセミナーに積極的に参加し、考え方の幅を広げ、自己の成長につなげられるよう努力したいです。
草野 智 崇城大学 芸術学部 デザイン学科3年

今回のセミナーより私は改めてデザイン思考の重要さ、またデザインの力を信じたくなった。佐藤達哉氏の知る・考える・作る・伝える。のキーワードをデザイン思考で相手に表現する事が今のビジネス、ものづくりをする上で今大事になってきている事。山村真一氏の豊富な事例をあげながらのプレゼンテーションでは、地方の企業がデザインの発想を応用し製品に反映させていく事がこれから重要になっていく事。これからの時代、伝わるデザインがより重要になってくると考えた。
田中 晃子 熊本学園大学 商学部商学科3年

奥さんも植原さんも、わたしが日頃感じていること、でも上手く表現できないことを、言葉や図にして表していた。広告の現場で働くひとたちの"考え、伝える力"に感銘を受けた。 データに基づいた緻密な分析、そしてひとの心を動かすものづくり、どちらが欠けても広告は成り立たないのだと感じた。
平木 誠人 熊本デザイン専門学校 グラフィックデザイン科2年

広告におけるマーケティングの仕組みがよく理解できました。ユーザーとメディアの関係が多様化しており様々なアプローチの必要性を感じました。
が欠けても広告は成り立たないのだと感じた。
福田 健太 熊日広告社

業界のトップランナーである2人の講師の方の違った切り口からの話がそれぞれ魅力的で、まだまだ試行錯誤である普段の業務と照らし合わせながら興味深く聴講させていただきました。変化する広告業界の中で生き残るために、現場での経験と合わせて今回のような学びを大事にしていきたいです。
本田 智子 崇城大学 芸術学部 デザイン学科3年

これからの広告は一方的な伝達ではなく、コミュニケーションが必要とされている。今まで私は人々の胸を打ち行動させる上で重要なのは視覚情報の美しさが大半を占めていると思っていたが、それだけではなく人々の中に残るような言葉選びが揃って一つの広告となるのだと感じた。
松村 枝里香 熊本デザイン専門学校 メディア映像デザイン科1年

刻々と変化していく時代の中で、その時に合った形で「面白い」コンテンツを提供することの重要性を強く認識しました。
これからの時代を担っていく立場として、言葉や表現というものを大切にし、様々な立場の人に良いと思われる自己満足で終わらない広告を作りたいと思います。
圓島 由恵 熊本学園大学 商学部商学科3年

リズミカルな音楽が流れ最後に名前が出てくる。これが20年前のCMのイメージです。後半に見たCMは、音楽、映像が頭に残る物が多く、インパクトやユーモア、または感動があり、見ている側に興味を持たせる物ばかりでした。有名人が出ているから良いCMなのではなく、いかに見る側が興味を持つCMにするかが大事であり、そのひとつの手段として、有名人を使っているんだと感じました。また、CMの敵はCMではなくスマホと言う言葉にも現代社会を感じさせられるものがありました。